10月 31 2014
遺言無効 ② ~ 「こんな遺言が出てきたんですが・・・」
私は今までに3度、遺言無効の案件に関与しました。
そして、いずれも遺言の無効を主張する側の代理人として、遺言の無効を認める判決を得ました。
偶然ですが、いずれの案件でも、最初の始まりはこのようなものでした。
相談者「先生、こんな遺言が出てきたんですが・・・」
相談者によると、故人の相続を巡って争いになる中で、相手方の相続人が突如として、「遺言がある」と言って遺言書を提出・検認の申立が行われたというのです。
そして、相談者いわく「先生、故人の筆跡と似ていないんです。まさか偽造されたのでは?」とのこと。
たしかに、故人の筆跡(手紙や日記など)と、相手方の相続人が提出してきた「遺言書」の文字を見比べてみると、「うーーん、違うような気もするな」と思うものの、決め手がない。
そのような中で、私が関与した遺言無効の案件はスタートしたのでした。
その後の展開については、次回のブログで紹介します。
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